「子午線」vol.2刊行のお知らせ
「子午線」vol.2発売!!!!
インタビュー
大杉重男 「文芸批評は不可能であり、不可避である」
安里健 「プロレタリア詩人安里미겔運動以前史」
批評
すが秀実 「小林秀雄とマルクス主義」
石川義正 「文芸時評1 銀河鉄道の労働者」
綿野恵太 「正しく飢えなければならない 黒田喜夫を論ずるためのノート」
長濱一眞 「魔法の鏡の社会への註解 アレント,アガンベン,シチュアシオニストを巡る」
詩
星野 守 海へ(逝く夏の) 港へ(風の) 晩鐘 秋
山崎高裕 アリス、アリス、 アーリー CYBORGANISM
杉本 徹 コロニアグエル──惑星日誌
服部史佳 ウォーキン 白日夢 藍を見送る 書き間違える賛辞
栗原洋一 岩船 櫂ノ歌
――B5変形判236頁,1500円
11月4日(月・祝)の文学フリマにて頒布予定。ブースはエ-40です。
公式HPでは通販の注文を受け付けております。http://shigosen2011.web.fc2.com/
ジュンク堂など一般書店に並ぶのは、11月上旬になるかと思います。
よろしくお願いいたします。
書評と論考を寄稿しました
- 出版社/メーカー: 編集プロダクション映芸
- 発売日: 2013/07/30
- メディア: 雑誌
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- 出版社/メーカー: 子午線編集部
- 発売日: 2013/05
- メディア: 単行本
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『子午線vol.1』の一部を公開しています!
16日刊行の『子午線vol.1』の注文はすで受け付けておりますが、
いま、その一部を試し読みすることができます。
現在、公開しているのは
とびら、創刊の辞、目次と
論考「遊歩する情動 向井豊昭と短歌」(綿野恵太)の冒頭部分
です。
購入をお考えの方は、ぜひご覧になってください。
こちらからどうぞ!!!→http://shigosen2011.web.fc2.com/special.html
『子午線vol.1』通販、受付開始!
ご無沙汰しております。
先日、『子午線』を無事に入稿しました。表紙はこんな感じになりました!いかがでしょうか。
そ・し・て、通信販売による注文の受付を開始しました!!!
発送は16日以降となりますがお早めにご予約・ご入金いただけますと
いち早くお手許にお届けすることができますので是非この機会をご利用ください!!!
ご注文はこちらから!→http://shigosen2011.web.fc2.com/
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ご無沙汰しています。今度同人誌を作ることになりましたので、以下転載します。刊行は年内を予定、価格も未定。詳しい情報は追ってお知らせします。是非、お手にとっていただければ、うれしいです。
同人誌『子午線 原理・形態・批評』創刊号の内容が正式に決定しましたので、お知らせします。
ぜひ、詩や批評に興味がある周りのみなさまにお知らせしていただければ、うれしいです。
(以下、敬称略)
古賀忠昭遺稿
(解題・稲川方人)
インタビュー
松本潤一郎(言語労働者、訳書にバディウ『聖パウロ』など多数)
詩
菊井崇史(文筆、写真 詩誌「IOB ヨブ」)
栗山括弧(詩人)
日吉千咲(詩人、詩集『掌インフェクション』)
批評
石川義正(文芸批評家、『早稲田文学』に「小説空間のモダニティ」を連載中)
長濱一眞(本誌編集)
綿野恵太(本誌編集)
本誌の発売は年内を予定していますが、詳細は追ってお知らせします。http://shigosen2011.blog.fc2.com/
販売方法は通信販売になると思いますので、地方の方もお買い求めいただけます。もちろん、都内書店への委託も検討しています。価格は未定。
以下は軽く内容紹介めいたツイートを転載します。
『血ん穴』(06)『血のたらちね』(07)などの傑作を世に出しながら、2008年に亡くなった詩人・古賀忠昭氏の遺稿を掲載します。内容は長編詩が一本に他数編。かなりボリュームになると思います。解題は稲川方人さんに書いていただきました。
インタビューはバディウやジジェクなどの翻訳を多数されている松本潤一郎さんです。いま、ドゥルーズ=ガタリをはじめバディウやジジェクの思想が重要になりつつあることは疑えません。また、松本さんは詩人・黒田喜夫論も書かれていますので、その現代性がどこにあるのかもお聞きしました。
今年の夏、第一詩集『掌インフェクション』(ふらんす堂、2012年)を刊行された日吉千咲さんの詩を2編掲載します。 詩誌「IOB ヨブ」をなされている菊井崇史さんの長編詩が一編掲載されます。おそらく掲載時には30ページ近くになると思われる大作です。一方、栗山括弧さんの詩は対照的な短い詩です。
菊井さん、栗山さん、日吉さんの御三方には、自由に詩を書いていただくというコンセプトのもとで、ご寄稿をお願いしました。どうしても雑誌媒体だと誌面の都合に制約され作品が思いのままになりませんが。そこをなんとか打破できるように可能な限り(!)努力してみました!
詩のパートはおそらくかなりの「強度」になると思いますが、批評パートも負けてはいません!『早稲田文学』で「小説空間のモダニティ」を連載されている石川義正さんは『絓秀実の「家」』。話題のたえないこの批評家を解くカギは生まれ育った生家にあった……?乞うご期待です。
本誌編集、長濱一眞からは二本。『ブレヒト、介入する――バートルビーとリリパットへ』では、アガンベンとネグリが共通して抵抗の主体としてみいだす「バートルビー」が、ブレヒトを通して見ることで、まさしく「異化」されます。もう一本は『民主主義・ゲーム・新自由主義――橋本徹的統治−支持について』では、時評的なもしくは政策的な「橋本徹」批判ではなく、新自由主義下における「市民社会の衰退」(M・ハート)の観点から論じています。
最後に紹介するのは本誌編集・綿野恵太(わたし!)『遊歩する情動――向井豊昭と「短歌」』です。正直、自らの論には不満足なのですが、来るべき向井豊昭読解にむけて粉砕されるべきたたき台として、江湖に問わせていただくことにしました。みなさん、ぜひ向井豊昭を読みましょう!